アビ










29日にエリカラを外し、ちょっとだけ自由になったアビです。
状態は芳しくなく、嘔吐することも増えて来て・・・。
チューブからの給餌も量を減らしました。

だけど少しの給餌でもお口をくちゃくちゃと動かすことが多くなり、胃に食べ物が入ると気持ち悪いのだなと思いました。
もう、給餌は止めよう。
アビはすでに何も必要としていない。
お空に行くために体を軽くしたいのだねって・・・。
それでも少しのお水だけでもとの思いから、チューブは外せないでいました。

夕方近くから呼吸が浅く早くなってきました。
最期の時が近い・・・。
そう感じて、ほとんど衝動的にチューブを抜いてしまいました。
嬉しいの?

もし私の早とちりだったら?
そんな不安も覚えました。
夕食時には家族みんなが、代わるがわるにアビの顔を見て声をかけていました。
アビは静かに呼吸していました。
僅かに動く尻尾が返事の代わりのようでした。
夕食の片付けも終わった時間、長女と次女、そして私の3人が居て。
汚れてしまったシーツの交換をする間、長女がアビを抱いていました。
ベッドが整っても、せっかくだからと長女はアビをそのまま抱いていて。
お顔を拭いたり毛づくろいをしたり・・・。
私はPCに向かっていました。
息が止まった・・・と長女が言いました。
10月30日21時20分頃です。
長く頑張らせてしまったね。
やっと自由になれたね。
大好きだった焼きカツオも食べられる様になるね。

一晩を私と過ごしました。
今日は私は仕事。
午後から休みだった長女と次女がアビのお葬式を済ませてくれました。
アビは今迄の仔がそうであったように、遺骨はお寺に納めてきました。
だから祭壇も無いのですよ。
これまでに旅立った仔達と一緒に眠っています。
ナッツはね、次女の特別扱いなのです。
可愛いね。
お坊様も、とても17歳には見えませんねって言ってくれたそうです。
ゆっくり休んでください。

ちょっと不思議だなって思うことがありました。
アビと就寝しようと電気を消したあとで、部屋の猫ドアをカリカリとする仔が居てね。
半透明のドア越しに見えたのはあられのお顔。
今までそんなことしなかったのに。
部屋には入れられないので居間に行くと甘えてお膝に・・・。
抱き上げたらゴロゴロ言いながらオテテをぐーぱーって。
しばらく暗い居間であられを抱いていました。
ああ、これってアビがしていたことだね。
いつも誰も居なくなってからが、アビの甘えん坊タイムだったものね。
あられの体を借りて最後のお別れをしてくれたのかな。
ありがとうね。
アップできなかったアビの写真もたくさん。
アビのことを思って描いて下さったアビの絵もご紹介したいな。
また見ていただきたいと思っています。
アビはコンビニの倉庫の床下で、一ヶ月ほどを頑張って過ごしていた仔です。
もしも、もしも、アビに何かお供えをって思ってくださった方がいたらお願いがあります。
アビのような仔を助けてくださっている方や、保護団体さんのチャリティグッズとか。
小さな命のために何かしていただけたら、アビも喜ぶと思います。
どうかよろしくお願いいたします。
ただいま、コメントへの返信はお休みさせていただいています。
しかしながら、コメントは大変嬉しく更新の励みになっています。
大切に読ませていただきますね!
勝手を言いますが、宜しくお願いします。
最後まで読んで下さって、ありがとうございました。







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