食道チューブからの給餌

本日も頑張ってるテンに、たくさんの励ましのコメントを頂きました。
私への労いや、気遣いもしていただき感謝しかありません。
みなさんのお陰でテンと一緒に頑張ることが出来ます。

弱気もチラチラと顔を覗かせますが、家族の協力もあって何とかやっております。
家族みんなで明るく新年を迎えられるように前進あるのみです！


自分自身への覚書として、テンの食道チューブによる給餌について記事にしておきます。

テンの経管栄養は食道からチューブを挿入する方法です。
これは経管栄養の種類の内の１つです。
他にも鼻から入れる経鼻チューブ、胃に直接入れる胃ろうチューブ、小腸に入れる経腸チューブなどがあります。
それぞれに適応があるので、詳しくは下のリンクを参考になさってくださいね。

「猫さんの保健室」チューブ給餌について。　　クリック

今テンに使っている流動食は、dbfのカロリーエース。
猫用の流動食です。
サラリとしているので、そのままでも注入が楽に出来ますし、ホームセンターでも手に入ります。

８月に虹の橋に旅だったチャコは、食欲の落ちた時には、これを喜んで飲んでいました。


獣医さんではサイエンスダイエットのa/d缶を使っていました。
家でもネット購入しましたので、お届け待ちです。
注入する時には、同量の水でゆるめてから使います。


予定では１回量、５０～６０mlを１日に４回でした。
しかし実際には、嘔吐があるためにごく少量づつの給餌となっています。


包帯が巻かれているのでチューブの挿入部位は見えません。
先端には黒いキャップが付けられています。



給餌の際には、このチューブが正しく食道に入っているかどうかの確認から始めます。
＊黒いキャップを外し、注射器を接続して注射器の内筒を引きます。
　空気が入って来ない事、或いは水が入ってくることを確認する。
＊２mlの空気を注入して、注射器の内筒を引いた時に、同程度の空気が入ってくる。
　空気が抜けて来なくても大丈夫です。
　多量の空気が抜けてきたら中止する。
＊３mlの水をゆっくり入れる。
　注射器の内筒を引いて、いま入れた水が入ってくることを確認する。
　水が入って来なくても大丈夫、咳き込みがあったら中止する。

３段階の確認をして、これで給餌が開始できます。　



流動食を注入します。
５mlを１０～２０秒かけて、ゆっくり入れてます。

今は吐き気や嘔吐があるので、５～１０mlを注入したら終了です。
最後にお水を通してチューブの中をキレイにしておきます。

１～２時間の間隔での給餌です。
これを１日かけて、出来るだけ回数多く出来るようにしています。

とても大人しいです。
こんなのイヤだよ・・・って、逃げ出すくらい元気になるのはいつかしら？



それから補足ですが、呼吸状態の悪いテンに在宅酸素使用の可能性もあったので調べてみました。
比較的、利用しやすい料金設定で在宅酸素室と酸素濃縮器がレンタルできます。
これは一例ですが　　クリック　　クリック

参考になるような事態は、起こらない方がイイですね。
テンは入院中は酸素室に入っていたので、酸素があれば退院できるならと次女が調べてくれました。
本当に恵まれた環境になってきていますね！


　　ボクとばっちりなんだ！
　　　　もぅ、退屈なんだよぉ～　



　　ねぇねぇ～～、イイ子にしてるからさぁ。
　　　　ちょっとだけ出してくんない？


うふふ・・・、分かってる。
みぞれはイイ子だよ。　(^^♪
テンのご飯が終わったら出してあげますよ。

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